結婚という人生の大きな節目を迎えるおふたりにとって、「どんな形で思い出を残すか」はとても大切なこと。
近年では、結婚式とは別の日にゆっくりと撮影を楽しめる“前撮り”や“後撮り”の人気が高まっており、
中でも、伝統的な美しさを感じられる和装でのロケーション撮影が注目を集めています。
白無垢や色打掛に身を包み、日本ならではの風景の中で撮影する一枚は、
まるで時が止まったような、特別で静かな美しさを放ちます。
このコラムでは、そんなブライダル和装のロケーション撮影の魅力をたっぷりとご紹介いたします。
これから撮影を検討している方のヒントや、和装の良さを再発見するきっかけになれば嬉しいです。
これからの季節、ぜひ写真に残したいのは『新緑』ですよね。本日は緑の綺麗なお写真たちとともに魅力をご紹介していきます。
🍃 新緑 × 白無垢の魅力🍃
1. “白”が際立つ最高の背景=新緑
白無垢の純白は、背景によって印象がかなり変わるんですが、新緑の緑は白を最も美しく見せる色なんです。
光をたっぷり受けた若葉の明るい緑に、白無垢の透明感と柔らかさが映えて、まるで一枚の絵画のように仕上がります。
🪞ポイント
・緑の反射光で、肌の色も明るくナチュラルに見える
・白無垢の“無垢=けがれなき美しさ”が強調される
2. “自然と神聖さ”が共存する世界観
白無垢には「嫁ぐ=人生の節目」を象徴する意味が込められていて、新緑の持つ「芽吹き・始まり」のエネルギーと重なります。
つまり、人生の新しい一歩と、自然の新しい息吹がシンクロしている、ということです。
🌸イメージが重なるもの:
- 白無垢=けがれのないスタート
- 新緑=春を越えて、命が本格的に動き出すタイミング
3. “無彩色”だからこその美しさ
白無垢って、あえて装飾や色味を抑えた衣装。
だからこそ、周囲の自然がキャンバスになってくれるんです。緑の中で、白無垢がまるで光をまとったように浮かび上がるあの感じ…写真でしか味わえない奇跡的なバランス。
🌿こんな風に活きる:
- 染めのない白+緑=日本独特の“静寂と動”の美
- 飾らないのに完成された佇まいが映える



🍃 新緑 × 色打掛の魅力🍃
1. 色打掛の“華やかさ”がより鮮やかに引き立つ
新緑はナチュラルな淡いグリーン〜黄緑なので、そこに赤・金・黒・朱・青などの濃くて重厚な和色が入ると、グッと映えます!
まるで屏風絵や日本画のような、艶やかで奥行きのある画づくりができます。
🎨 特に映える色打掛カラー:
- 朱赤 → 若葉に燃えるように浮かぶ
- 金刺繍 → 木漏れ日にキラッと輝く
- 黒地に柄 → “影と光”のコントラストが渋カッコいい
2. 季節感 × 日本らしさが満点
色打掛はもともと“絵巻物のような衣装”だから、自然の風景の中に溶け込むと、まるで時代絵巻の一部のような世界観が出せます。
新緑の爽やかさと着物の古典柄が織りなす、まさに“和の風情”。
🌿 おすすめの背景:
- 竹林:シンプルな緑と豪華な柄が好対照
- 日本庭園:池や石橋との組み合わせで品格アップ
- 木漏れ日の中:光の陰影が打掛の刺繍を立体的に見せてくれる
4. 動きが出るとさらに映える
風で裾がひるがえった瞬間、重ねた布の色や柄がちらりと見えるのがまた美しい…。
緑の中で静かに歩くだけでも、打掛の重みと風の軽さが対比になって、映像的な魅力がぐっと増します。
🪭 特におすすめなポージング:
- 後ろ姿 or 斜め振り返り → 刺繍の背面が見えて◎
- 畳んだ手元にブーケ or 和傘 → 着物の色に合わせて小物で差し色



いかがでしたでしょうか?
新緑の中で和装に身を包むと、自然のやさしさに包まれて、気持ちもすっと穏やかになりますね。
この季節にしか味わえない光や色の中で、
あなたらしい表情や物語を、写真という形で残してみませんか?
ロケーション撮影は大変人気ですので早めのご予約がおすすめです。ご来店お待ちしております。